『時間が無い』という言葉をよく耳にする。
日本は、先進国の中でもっとも生産性の悪い仕事の仕方をしている国なので、当たり前と言えば当たり前だ。
しかし、この状況を受け入れてしまえば、いつまで経っても忙しいままだ。
副業をするにしても、投資をするにしても、時間は必要だ。
『時間が無い』という現状を打破しない限り、自分の大切な時間は取り返せない。
この記事では、忙しい社会人のために時間を作る方法をまとめる。
ただし、何かを得ようとすれば何かを失う。
時間を作るためには、覚悟が必要となる。
時間が無い原因
以下の記事でも書いたが、企業は労働力を安く、長く働かせることができると、その分利益を得ることができる。
>> 仕事は早く終わらせると損をする。自分の働き方改革を成功させる方法
企業が利益を得ようとすれば、従業員を長く働かせようとするインセンティブが働く。
それは、パワハラであったり、甘い言葉であったり、あの手この手で我々の時間を奪おうとしてくる。
つまり、『時間が無い』というのは、企業で働く以上、なるべくしてなっている状況ということになる。
会社側が”奪って”くるということは、我々は自分自身で守らなければいけないということだ。
ヘラヘラと媚びへつらっていては、会社の思うがままに奪われ続けてしまう。
忙しい社会人の時間の作り方
まず、奪ってくる敵を認識することから始める。
ここでは、時間を奪うものを単純化するために敵と表現する。
敵は、あなたの周囲にいる人間達だ。
あなたの時間を奪っているのは、あなたの仕事に関わる人々になる。
中には、効率を重視している味方キャラもいるだろう。
そのため、周囲にいる人間達の中から敵を見極め対処していく必要がある。
まあ、大概の場合、敵は上司だ。
それでは、時間を手に入れる方法について書いていく。
断ることに慣れる
定時に帰れないような仕事を与えてくる場合、断るようにする。
もちろん上司からは嫌な顔はされるし、評価も下がるだろう。
会社での人間関係も悪くなるかもしれない。
しかし、断ることで仕事を減らすことができる。
会社の飲み会に行かない
上司の自慢話や仕事の愚痴だけの飲み会は断る。
日本企業では、出世が遠のく可能性が高いが、普段の飲み会を断るだけでも、かなり多くの時間を手に入れることができる。
また、お金にも余裕ができ、自分の生活をより豊かにすることができる。
仕事は期限ギリギリまで提出しない
決して仕事を早く終わらせない。
早く終わらせれば終わらせるほど、追加で仕事を増やされる。
仕事が好きな場合は問題ないが、会社が嫌いで自分の時間を増やしたい場合は、期限ぎりぎりに提出する。
手に入れた時間は、自分のスキルアップや知識向上に使う。
有休を取る
有休は社会人に与えられた権利だ。
余らせずに取得する。
何度も書くが、何かを得るためには覚悟が必要だ。
有給取得にビビッていては、いつまでも時間を手に入れることはできない。
- 断ることに慣れる
- 会社の飲み会に行かない
- 仕事は期限ギリギリまで提出しない
- 有休を取る
手に入れた時間で何をするかが一番大切
時間は、人間に与えられた唯一平等の資産だ。
会社に奪われるのか。
Youtubeに奪われるのか。
ゲームに奪われるのか。
それとも、自分が自分のために使うか。
大切なものを捨て、手に入れた時間。
何をすべきかは自分で考えるべきだろう。