結婚をすると、お金を旦那が管理するか、奥さんが管理するかという問題が出てきますね。
私も例にもれず、結婚当初は奥さんに家計の管理を任せることになり、お小遣い制となってしまいました。
当時は本当につらかったですね。
お昼のコーヒーすら買えませんでしたから。
そんな状態が続くと仕事のモチベーションが下がり、なんなら何のために生きているんだろうと考えるようになってしまいました。
自分に投資できない状態は、精神的にも本当に良くないですね。
今回は、私はお小遣い制を振り返り、私の体験談とお小遣い制のメリットデメリットを紹介します。
- 自分への投資ができなくなる
- 人付き合いが悪くなる
- ちょっと死にたくなる
【体験談】お小遣い月5000円は生きる気力を失う
結婚当初、私のお小遣いは5000円でした。
1カ月頑張って働いて月に使えるお金が5000円って本気でつらいです。
半年ほど5000円で生活しましたが、仕事どころか生きるモチベーションまで下がりました。
150円のコーヒーを朝と夕方に1本ずつ買うと、1カ月を待たずになくなるんです。
汗水流して働いてるのに好きな時にコーヒーすら買えないって、もう何のために生きているのかわからなくなりましたね。
仕事のモチベーションが下がる。
生きる気力も失う。
もちろん勉強する気なんておきないし、本も買えない。
この状態が続いていたら、ますます貧乏になっていったと思います。
過剰な節約は、長期的にみると明らかにマイナスです。
貯金はちょっと増えましたが、家庭の雰囲気も悪くなっていきましたしね。
これだけ節約しても年間で30万円程度しか貯金額が増えなかったので、代償に対する対価が小さすぎます。
将来のお金が心配で、節約をして貯金しているんだと思いますが、30万円程度貯金増やしたって将来の不安なんてなくなりません。
当時から10年経った今だから言えますが、間違いないです。
その30万円で、何かの勉強したり、自分へ投資した方がよっぽど稼げていたと思います。
お金稼ぎに節約は間違いなく悪手です。
お小遣い制のメリット
ほとんどないです。
それこそ旦那が、酒、たばこ、風俗、ギャンブルなどなど、こういうものにお金を使ってしまう場合は、強制的に節約をした方が良いと思います。
ただ、本を買いたい、勉強したい、投資したい、こういった欲求に対しては、節約せずお金を使った方が絶対に良いです。
私の視点からいくと、お小遣い制のメリットはほとんどないですね。
お小遣い制のデメリット
お小遣い制のデメリットはたくさんあります。
自分への投資ができなくなる
例えば、プログラムの勉強をしたり、本を買って勉強したり、便利グッズを買ったりは自分への投資です。
これがなくなると、自分が成長しなくなります。
自分が成長しなくなったら、お金の伸び率はほぼ無いと思った方が良いですね。
成長しない人にお金を払いたい人なんていないです。
それに、勉強したスキルや知識は本業でも使えることが多いんです。
私の場合は、副業で勉強したプログラムの知識が仕事でかなり役に立っています。
もし、プログラムの勉強をしていなかったら、今でもExcelにデータを手打ちしていたかもしれないです。
想像すると恐ろしい限りです。
本業以外の勉強をすることで、本業の仕事スピードも速くなり、出世も早くなるはずです。
本業を早く終わらせて、副業に専念することもできますね。
結果として、お金を使った方がお金が増えるわけです。
人付き合いが悪くなる
お金がないからという理由で飲み会などを断るようになってしまいます。
会社の愚痴だらけのような飲み会には行かなくて良いと思いますが、自分のためになる飲み会には行った方が良いですね。
上を目指している人とつながることは、自分にとっても資産になります。
単純に話をしていても楽しいですしね。
そういった飲み会まで行けなくなってしまうのは、本当にもったいないです。
将来の自分の首を絞めているのと同じだと思った方が良いですね。
ちょっと死にたくなる
お小遣い5000円くらいまで行くとちょっと生きる理由を見失いそうになりました。
お小遣い制にするにしても限度がありますね。
あまり金額を下げ過ぎるのは本当に良くないです。
人によっては死にたくなります。
毎日夜中まで一生懸命働いてコーヒーを我慢しなくちゃいけない人生ってつらいですよね。
ただマシンのように働くために生きるなら死んでても一緒なんじゃないかと思ってしまいます。
いくら家計が厳しくても、旦那さんを働く人形にしてはいけないです。
さいごに:お金に対する知識を増やす。
将来のお金を増やしたいのであれば、お金の勉強して、お金について詳しくなることです。
お金に詳しくないのにお金なんて増えるわけありません。
テストで点数上げるためには、その教科の勉強をしましたよね。
日本人は、お金の勉強をする場が少ないので、お金についての知識が少なくなりがちです。
少しお金に詳しくなれば、お小遣い制にして、貯金なんて発想にはならないと思います。
お金を増やすにはお金の勉強をすることが一番です。