【FX】トラリピ

トラリピ設定でレンジ幅を超えてしまった場合をトルコリラ/円で確認

トラリピでは、ロスカットされずに利益を積み重ねていく戦略が一般的です。

そのため、なるべくレンジ幅を広く設定して、自己資金に合わせたトラップ本数にする必要があります。

それでは、価格が想定したレンジ幅を超えてしまった場合はどうなるのでしょうか?

実際に経験するわけにもいかないので、シミュレーションで確認してみます。

今回は、トラリピに適していない下落トレンドが続いているトルコリラ/円の通貨ペアでシミュレーションしてみました。

想定レンジ幅を外れるとどうなる!?
  • レンジ幅を意図的に狭くしてみた
  • レンジ幅を外れると利益が出ない
  • レンジ幅を外れると損失のみが増えていく

トラリピ設定:想定レンジを外れた場合はどうなる?

トルコリラ/円は下落トレンドが続いている通貨ペアになります。

トラリピに適していない通貨ペアであり、損失が出やすい通貨ペアになります。

過去10年の底値、高値は、チャート見れば簡単に確認することができますが、未来の底値を予想することは非常に難しいものです。

そこで過去に立ち返り、未来を予測する体でシミュレーションを行います。

つまり、2016年1月時点では、ここから10円以上は下がらないだろうと予想したと仮定します。

2016年1月時点ではトルコリラ/円は40円付近であり、さすがにここから10円は下がらないだろうと予測したというわけです。

このとき、想定される底値は30円となります。

2018年時点で見れば、2017年に30円を割っていることは簡単に確認できますが、2016年時点でこれを予想することは難しかったのではないかと思います。

さて、それでは、底値を30円と設定した場合に、トラリピではどのような挙動になってしまうのでしょうか?

  • 期間:2014年1月1日~2018年10月15日
  • 使用足:日足
  • 通貨単位:0.1万通貨
  • 戦略:ハーフ&ハーフ
  • 上レンジ(売り):42.5 ~ 55.0円 (トラップ本数 : 100)
  • 下レンジ(買い):30.0 ~ 42.5円 (トラップ本数 : 100)

この条件でシミュレーションした結果が次のようになります。

2017年に30円を下回ってから、まったく利益が伸びなくなりました。

それに合わせて、価格が下落するにつれて必要資金が増えていっています。

利益が全く伸びず、損失が膨らむ最悪の形になっています。

30円を切ってからの利益の停滞が非常に顕著ですね。

このシミュレーションでは、初期資金をまったく考慮していませんが、200万円用意していてもロスカットされる可能性が高いということが言えます。

ここで参考としてNZD/JPYの累計利益の推移と必要資金の推移のグラフを示します。
>>【NZドル/円】トラリピ設定:累計利益と必要運用資金を検証【NZD/JPY】

レンジ幅を適切に設定すると、レンジ内にいる間は利益を積み重ねるため、評価損が少し膨らんでも利益がカバーしてくれます。

NZD/JPYでは2015年以降は必要資金がマイナスとなっており、運用資金がすべて利益だけで賄えるということを示しています。

想定レンジ内で動く分には非常に良いパフォーマンスを発揮しますが、レンジ内から外れた場合は非常に恐いです。

このことからレンジ幅の設定というのが非常に大切だということがわかりますね。

レンジから外れた場合は、利益がなく、損失だけが膨らむ!

さいごに:トラリピのレンジ設定は非常に重要

今回の記事では、想定レンジを外れた場合の挙動について示しました。

今回の結果で、下落トレンドが続いているもの、上昇トレンドが続いているものはトラリピには適していないということがわかったと思います。

それでも資金力さえあれば、価格に合わせてトラップを追加していくという技もできるはずです。

ただ、少額から始める場合は、通貨ペアの選定が非常に重要になります。

資金効率が良い通貨ペアは、レンジ相場が長いということが言えます。
>> 【トラリピ設定】稼げる通貨ペアをバックテストからランキング!

そのため、現時点では、NZD/USD、NZD/JPYが初めの一歩としては良いでしょう。

実際に、私もNZD/USDから始め、NZD/JPYと通貨ペアを増やしています。
>>【トラリピの分散投資】複数の通貨ペアに投資することでリスクが減少

複数の通貨ペアに分散投資することで、リスクを大きく減らせるため、最低でも3通貨ペアは持ちたいところです。

というわけで、『レンジ相場ではない通貨ペアを選ばない』ということが、今回の結果からわかったと思います。

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