IPO投資

【落選を減らすために】IPO投資の当選確率を上げるポイント

IPO投資は、ローリスクハイリターンの投資方法の1つだ。そのため、人気が高く、申し込んでもほとんど当選することがないのが実情である。抽選方式であることが多く、当選には”運”が必要になる。

逆に、”運”さえあれば、ローリスクで大きな利益を期待できる。”運”が悪い私でも2017年には¥140,000円の利益を得ることができた。慣れてしまえばほとんど手間がかからない方法なので、手順だけでも覚えておくと良いだろう。

今回の記事は、IPO投資の当選確率を上げるためのポイントをまとめてみる。

IPOの当選確率を上げるポイント
  • IPO投資はローリスクハイリターンの投資方法の1つ
  • 必要資金は最低¥300,000円
  • 証券会社選びのポイント
  • 私の申し込み手順を紹介

IPO投資とは

IPO(Initial Public Offering)は、新規上場株のことを言う。企業が資金集めのために株式市場に上場し、投資家はその企業の株を売買できるようになる。2015年には”ゆうちょ銀行”、”日本郵政”、”かんぽ生命”が上場することで話題になった。

IPO投資は高い確率で利益を得ることができるが、抽選に当たらなければIPOの株を買うことができない。2017年の実績では、すべてのIPO銘柄に応募し当選した場合、80%に近い確率で利益を出すことができた結果となっている。しかし、実際の当選確率は1-2%くらいだろう。

それでも、当選すれば大きいリターンを得られるので、IPOへは応募するようにしている。簡単な手順で、年に¥100,000円のお小遣いが増えるのであれば、やらない理由もないだろう。私の場合、IPO銘柄選びの基準と申し込み手順をルール化してしまってるので、応募までの作業時間は10分程度だ。そのため、忙しいサラリーマンでも比較的手の出しやすい投資方法だろ思う。

証券会社の口座開設など最初が多少面倒なだけで、慣れてしまえば特に苦も無く申し込み作業を行うことができる。

IPO投資がローリスクハイリターンな理由

以下のグラフは2017年後半のIPOの公募価格と初値になる。横軸は銘柄コード。青色が公募価格オレンジ色が初値

パッと見てわかるが、ほとんどの初値(オレンジ)は、公募価格(青)を上回っている。つまり、当選後に公募価格で購入し、上場後の初値で売ればほぼ利益を出せるということになる。このグラフでは、初値(オレンジ)が公募価格(青)を下回ったのはたった3件だ。このグラフでは、全部で37件ありますが、損をする可能性があったのはたった3件だけということになる。

しかし、当選すれば90%以上の確率で儲かるのだが、やはり何も考えずに申し込むと10%の確率で損をしてしまうこともわかる。当選が難しい中、当選したのに損をしてしまったら非常に切ない。そこで、損をする確率をほぼ0%に近づけるための私のIPO銘柄選びの手順も後ほど紹介しする。

IPO投資に必要な資金は?

2017年のIPO銘柄の公募価格をまとめてみる。オレンジ色の点線は¥3,000円のラインに引っ張っている。最低単元が100株なので、¥300,000円あればほとんどのIPO銘柄の購入は可能だ。

公募価格が¥3,000円以上のものは5件あるため、¥300,000円あれば5/37件には参加できないが、IPO銘柄の90%には申し込むことができる。2017年以外も似たような公募価格が連なっているため、初期資金は¥300,000円あれば問題ない

しかし、IPOは人気が高く、当選確率が非常に低い(詳細は以下の記事を参照)。そこで、何社かの証券会社に口座を開き、複数の証券会社から申し込むことで当選確率を上げる必要がある。

関連記事:【初期資金・種銭】IPO投資で必要な最低限の資金について

IPO投資のための証券会社を選ぶポイント

証券会社を選ぶポイントは、資金力に応じた”当選のしやすさ”になる。実際に、資金が多ければ多いほど当選しやすくなる証券会社もあり、資金力が小さい場合は、そういった会社を選ぶべきではない。

資金力が小さい場合は、次のポイントを意識して証券会社を選ぶと良い。

  • 完全平等抽選方式
  • IPO主幹事数
  • SBIチャレンジポイント

完全平等抽選方式の割合が多い証券会社を選ぼう

楽天証券は資金量が多いほど当選確率が上がる。金持ち優遇制度なので、資金が少ない庶民の当選確率は下がってしまう。一方、完全平等抽選方式を採用している証券会社は、お金持ちも庶民も平等に抽選してくれる。

完全抽選方式はコンピューターが無作為に抽選を行うため、資金が多かろうが少なかろうが、申し込みさえすれば当選する可能性がある。例えば、マネックス証券は、IPO割り当ての100%を完全抽選方式としているので、庶民でも金持ちでも当選確率は同じだ。

ちなみに、2017年にはマネックス証券でマネフォーワードのIPOに当選した。¥155,000円で購入し、初値の¥299,730円で売却したので、¥144,730円の利益だ。

IPOの主幹事数が多い証券会社を選ぼう

主幹事は、企業が上場するためのお手伝いをするため、割り当てられる株数が多くなる。母数が大きくなるため、それだけ当たりやすくなる。

SMBC日興証券は、主幹事数が圧倒的に多い(50~70%)。SMBC日興証券は、割り当てられた10%のみが完全抽選方式とデメリットはあるが、主幹事数の多さが魅力的だ。

SBIチャレンジポイント

SBI証券は、「SBIチャレンジポイント」というものがある。他の証券会社にはない制度で、IPOに落選した場合に1ptが貯まる。このポイントを貯めると、どうしても欲しい銘柄に使うことができ、ポイントが多ければ多いほど当選確率は上がる。

IPOの抽選はだいたい落選するのだが、落選するたびにポイントを貯めていくことができるので、1つ1つの抽選が無駄にならない。Google先生の情報では、200pt程度あれば狙った銘柄を当てることができるとのことなのでコツコツ貯めておくと良いだろう。SBI証券のIPOにすべて応募すれば、1年で100pt程度貯まるので、2年に1回は当選することができる計算になる。

ランキング1位:マネックス証券
マネックス証券
完全抽選割合が100%であり、IPO取り扱い数の割合のバランスが良い。私が当選した”マネーフォワード”もマネックス証券からの申し込んだものだ。30万円しか資金がなかった時代の当選なので非常にうれしかった。
おすすめ度
完全抽選割合 100%
口座数
(2017年現在)
1,772,778
IPO取り扱い数
(2017年度)
49

詳細ページ公式ページ

2位:SBI証券!
SBI証券
SBI証券は、IPOチャレンジポイントが非常に魅力的だ。完全抽選割合は35%と少し低めですが、それを考慮しても非常に大きなメリットになる。IPO取り扱い数も多いため、その分当選のチャンスも増える。ネット証券といえばSBI証券ということもあるので、IPO投資でなくても口座開設をしておいた方が良い証券会社の1つだ。
おすすめ度
完全抽選割合 35%
口座数
(2017年現在)
3,839,883
IPO取り扱い数
(2017年度)
86

詳細ページ公式ページ

私のIPO投資の手順

ここでは、私のIPO投資手順を紹介する。手順は人それぞれだが、初めての方は参考にしてみて欲しい。

1. トレーダーズウェブで日程確認する

トレーダーズウェブでIPOのブックビルディング日程や上場日程を調べることができる。数日に1回程度トレーダーズウェブを確認し、申し込みを忘れることがないようにする。時間があれば、会社の規模や引受証券会社がどこかなど目を通してみると良い。

2. IPOゲッターさんのページで銘柄の評価と予想値を確認

IPOゲッターさんの投資日記」で銘柄の評価を確認する。IPOゲッターさんは、初値予想を公開しその銘柄をAランクからDランクに評価付けをしている。私は、このランクをIPOの申し込み基準としている。さて、ここでIPOゲッターさんでCランク以上の評価がついた銘柄をピックアップし、初値と公募価格を比較たデータを示す。

すると、2017年後半は100%の銘柄で初値(オレンジ)が公募価格(青)を上回っているのがわかる。つまり、Cランク以上の銘柄に応募して当選すればほぼ100%の確率で利益が出せたということになる。これは2017年の後半の銘柄のみの結果で、期間を長くすれば例外も出てくるだろうが、限りなく損をする確率を0%に近づけることができるということがわかる。

それでは、Dランクも含めると、どうなるか?

Dランクを含めると、8.1%の確率で損をしてしまう。そのため、IPOゲッターさんのページでCランク以上がついた銘柄のみに申し込むことにしている。ただ、SBI証券では「SBIチャレンジポイント」を貯めるのために、ランクに関わらず申し込める銘柄はすべて申し込むようにしている。

3. エントリールールをクリアすればIPOに申し込み

エントリールールは、”Cランク以上”かつ”購入可能”のみだ。このルールをクリアすれば、申し込みを行い、当選を祈るのみとなる。トレーダーズウェブを見て、IPOゲッターさんのHPを確認して、証券会社のHPからIPOに応募という流れ。非常に簡単だ。

このように、申し込みを続けていけば、当選する日も来るだろうし、利益を出せる時もあれば、損をしてしまう場合もあるだろう。それでも、IPOはローリスクハイリターンであり、私はやらない理由はほとんどないと思っている。

もし投資に興味があれば、一度挑戦してみても良いだろう。

関連記事 : 【画像あり】IPO申込みから当選、売却のタイミング:SBI証券編

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